資料館から湿原ゾーンへ。
正式な名前は標津湿原なんだね。
看板もきれいでわかりやすい。
ここから湿原がスタート。
向こうの山すそまで木道が続いている。
面白いなと思ったのが
湿原を見渡すところで人家が見えるところ。
中間地点で丸太のベンチ。
まだ全然疲れていないのでこのまま進んでいく。
山すその方まで来ると
少し木々が茂ってきた。
ポー川を渡る。
茶色っぽく濁って見えるのは湿原から供給されるタンニンや鉄分の影響。
水自体はきれいなので道東に生息する淡水魚のほとんどは生息しているんだって。
川を渡ると石碑がある。
案内板は少し劣化中。
遺跡の方を見渡せる東屋。
まだ休憩しなくても大丈夫なのでスルー。
まずは復元住居の方を目指す。
復元住居跡の入り口に到着。
たくさんの住居跡が並んでいる。
四畳半くらいの住居跡。
これで4人家族くらいなのかな?
この辺りは寒いので
凍結深度は100センチメートル(北海道建設部建築指導課HPより)だから
そのくらいの深さになっているんだね。
一つだけ復元された住居がある。
湿原にあった萱を葺いているのかと思ってたんだけど
木の樹皮を葺いていたんだね。
中をのぞくと光ゴケが少しだけ見えた。
以前来た時にはもっとたくさん見えていたので
時期なのか年によって違うのか分からないけど
違いがあるんだね。
大きなミズナラの木。
樹齢は500年ほど。
100年ほど前の開拓時代にほとんどの木が伐採されてしまった中で
材木にするには形が悪くて結果残ってしまった様子。
チャシ跡から湿原を見たけど
木々が茂っていてほとんど見えず。
湿原周囲の作業道まで出てきた。
このまま先の方まで進む。
ポー川に再度でた。
橋の下ではカヌーの練習をされていた。
作業道をここまま進めば駐車場に出るはず。
だけど、木道があるのでそっちを歩いていく。
さっきの丸太のベンチのある所に出てきた。
ちょっと疲れたので座って休憩しよう。
湿原と雲をぼ~っと見ている。
雲が手を伸ばして飛んでいるアンパンマンに見えてきた。
きっと湿原の景色は500年前と
変わんないんだろうなぁなんて考えながらしばらく過ごす。
20分くらいゆっくりしたので、湿原を後にする。
もう少しだけ続きます。