流氷は見られなかったので
斜里町立知床博物館に来てみた。
関係ないけど世界遺産に登録をしたあたりから
やたらと知床を冠するものが増えた印象。
車のナンバーにも知床ナンバーができたりしているし。
なんかあやかってなんでも知床にすればいいってもんじゃないのにって
思っちゃうよね。
ちなみに現在住んでいる町にも来た頃には
『知床市の名のもとに力を併せて町創り』なんて看板がかかってた。
今はもうカラオケ屋さんの看板になっているけど。
久しぶりの来訪。
来たのは去年だったかな?
下の方に斜里町開基100年記念って書いてある。
調べてみると1978年(昭和53年)に建てられた
結構歴史ある博物館なんだね。
入館料は大人300円。
子ども(中学生以下)は無料。
個人的にはもう少し払ってもいいかなって思うけどなぁ。
ちょっと古い感じの鉱石標本。
好きな人にはたまらなそう。
硫黄山あたりの石がゴロゴロ展示されている。
来運1遺跡の様子。
以前、来運神社に行ったことがあるんだけどそのあたりなんだろうな。
さっき流氷を見に行ったときに見かけた
カメの形をしたところがチャシコツ岬。
この辺りがオホーツク文化の最南端だったんだろうね。
斜里といえばやはり漁師町のイメージ。
昔使われていたであろう道具がたくさんある。
前回来た時にも見せてもらった根北線の映像。
小さなブラウン管で見るんだけど
手前に座れるのは2人だけ。
これはどうにか見せ方を変えてもらえないかなぁ・・・。
せっかくの貴重な映像なのにもったいない。
来るときに通ってきた越川駅の駅名標。
なんかフォントが可愛らしい。
昔の写真は鉄道が絡むとわりあい残っていることが多い印象。
斜里駅は現在の知床斜里駅。
1998年(平成10年)に改称している。
これも来た時に通ってきた越川橋梁。
道路の拡張で壊しているところ。
1973年(昭和48年)の様子。
収蔵庫に飾ってあった熊さんのお人形。
どっかで見たことあるなと思ってたけど
帽子の模様から察するに拓銀か?
農耕馬のレリーフ。
これはなんだろう?
左下の方に愛馬って漢字があるので
思い出のレリーフ的な感じなのかなぁ?
これはインテリアに良さそう。
各種標本蹄鉄って書いてある。
左から普通に読めるからそんなに古くないのかなって思ってたら、
右上に昭和24.2.1作製って書いてあった。
昔の民具だね。
割ときれいな物がそろっている。
初めて見たかもしれない、小さなオルガン。
ORION ORGANって書いてある。
少し調べてみると現在、
車もバイクもお世話になっている
SUZUKIの前身である鈴木式織機で作っていた
楽器のブランドっぽい。
ちなみに由来は「織(おり)」と「音(おん)」でオリオンみたい。
民具の反対側にあったのは高度成長期の家電っぽい。
ギリギリじいちゃんの家で細長い掃除機は見たことある。
他はちょっと世代が上だなぁ。
二階に上がるとミンククジラの骨格標本。
これ博物館の目玉展示だよね。
その隣には土クジラの頭部だけ。
なんで頭部だけ??
ゆっくり写真が撮れるはく製たち。
オジロワシの雛はちっちゃな頃から悪ガキっぽい顔をしている。
ヒグマの骨格標本。
並んでいる人の骨格標本が小さくて
昔は恐竜ばりに大きかったのかと勘違いしそう。
最後にミュージアムショップをサラッと見る。
前回来た時に買い物をしてしまっているので
今回は特にほしいものはなかった。
これは多分非売品だと思うけど
ちょっと欲しかったかも。
たっぷり博物館を堪能させてもらった。
楽しかった~。
しっかり見ると2時間だと少し足りないかも。
まぁ、忘れたころに来ようかな。