美幌町立田中小学校跡を訪ねてみた 2022.6.11

美幌町立田中小学校跡を訪ねてみた。

 

 

グーグルマップでは田中会館となっている。

 

 

校門そばにあった

田中開基100周年記念の碑。

ちょっと珍しい形をしている。

 

 

校門には表札があった。

校門自体は軟石でできている。

 

 

現在は田中地区農作業準備休憩施設とある。

上の看板には田中小学校グラウンドと

学校の名前が残っている。

 

 

グラウンド跡と会館施設が向こうにある。

車がたくさん停まっているので今日は何かの集まりがあるのかな。

 

 

学びの郷と書かれた石碑。

 

 

校歌の書かれた上の方には在りし日の校舎が残っていた。

 

で、いつもなら裏側の碑文を・・・ってところなんだけど、

思いっきりこれ以上ないってくらい自分が映り込んでいたので

残念ながらお蔵入り。

なので碑文だけ。

 

美幌町立田中小学校沿革

大正六年五月一日 美幌尋常高等小学校付属田中特別教授場

         として児童数二十三名をもって開校

大正十年九月十八日 田中尋常小学校に昇格

昭和十六年四月一日 田中国民学校と改称

昭和二十二年三月三十一日 田中小学校と改称

昭和三十二年 児童数百五十で最多となる

平成十三年三月三十一日 美幌町立東陽小学校へ統合のため閉校

 八十四年間で九五三名の卒業生を送り出す

 

 本校はその創立より常に地域と共にあり、慈愛に満ちた

教育を一貫して推進してきた。特にスケートは、町内で

最初にリンクを造成し、小規模校ながらトップレベルの

力を持って、近隣大会を制覇した。

 しかしながら少子化傾向はこの地にも及び、児童数減少に

歯止めがかからず、遂に閉校のやむなきに至った。

 ここに万感の思いを込めて記念の石碑を建立する。

 

    平成十三年三月三十一日

        田中小学校閉校記念協賛会

             開庁 寺崎正浩

 

とあった。

 

 

最後にニノキン。

大きくなった木々の中に今でもちゃんと残っていた。