さてこのおじさんの検査を受けていよいよ地下へ向かう。
ちなみにこのおじさんは危ないものを持っていないか検査する
捜検(そうけん)の人。
リニューアルする前は地下にいたよね。
前回の最後に少し写り込んでいた
立坑ケージ来降者心得。
これをしっかり読んで立坑ケージへ。
立坑ケージ。
ひととおり周囲を読んでいる間にエレベーター立坑ケージが到着。
坑道の展示に到着。
ここの展示の並びも以前とは変わっている様子。
手掘りの頃の様子。
父ちゃんのためならえんやこら~♪の
歌が聴こえてきそう。
途中にあった古いポンプ。
説明文には
坑道の天磐や側壁などにできる亀裂の崩落を防ぐために、
セメントミルクという、セメントと水を混合させミルク状にしたものを
注入するのに使用されているポンプです。
このポンプには電動式37kwのモーターが取付けられ、
クランクの応用でモーターの回転運動を水平運動に変え、
亀裂内部に毎分0.8㎥のセメントミルクを20気圧の圧力で
注入する力を持っています。
とある。
火薬を入れる穴をあけているところ。
素人としては火薬入れて爆発したら燃えちゃわないのかな?って
思うんだけど。
坑道中では若い娘さんも働いている。
扉を開ける係なんだって。
その扉を通るのは石炭を曳いているお馬さん。
お馬さんは1週間ごとに外に出られたんだって。
機械でダダダって削っているところ。
コールピックってやつかな。
かっこいいポーズをとっているおじさん。
ちょっと仮面ライダーっぽい。
側風員と言って一定時間に通期の風量を調査し
安全に備えている人らしい。(説明文より)
これは・・・救護隊だね。
炭鉱の歴史の中では切っても切り離せない存在。
坑口神社。
救護隊員綱領と標語。
水銀整流器(タコ頭)
電気の交流を直流に変える装置。
ガラス部分がとても特殊な形をしている。
どうやって作っていたんだろうね?
架空線式電気機関車。
石炭を運ぶ坑内列車だね。
ドラムカッターの動くところを見せてくれる展示。
先ほど遠くから動かしているのは聞こえていた。
30分おきくらいに動かしているみたいなんだけど、
あと20分以上も待つのもな~って思ってた。
近くにいた係のお兄さんが動かせますよと待たずに動かして見せてくれた。
お兄さんありがとう。
お兄さんの説明によると一回動かすと
1人分の入館料より電気代の方が高くつくそう。
あんまりたくさん動かさなくてもいいよ・・・。
ここより先の模擬坑道は2019年4月の火事で現在も復旧作業中。
作業自体も少し遅れていると先日ニュースで見た覚えがある。
さて、これで5回に分けた石炭博物館の記録はおしまい。
冬期間は開いていないので
雪のない時期に見学に来るといいね。