【平取町】ノカピライウォロ・ビジターセンターを訪ねてみたよ 2024.7.14

ノカピライウォロ・ビジターセンターを訪ねてみたよ。

すごく新しい施設なのでちょっとうれしい。

実はこの日は母ちゃんさんも同行していたので

廃校ばっかりだと飽きられちゃう(呆れられちゃう?)かなと思って

ちょっと寄ってみたんだよね。

 

 

 

建物に入る前、周囲を見渡すと何か看板がある。

 

トゥ チノミシリ ミンタラ

と看板にある。

アイヌ語にある小さな「リ」や「ラ」は半角で表してみた。

 

奥まで続く草原。

ちょっと人の手が入っているのでは・・・という疑念もあるが、

風が通り抜けると良い感じの場所だね。

 

木々の向こうには水場がある。

ダムだろうな。

 

まだお昼過ぎなので開館時間にはばっちり間に合うね。

 

入口にはイランカラプテとあり

 ここでは「ポロシリの山ふところ、ノカピラ流域の歴史と風土と未来」と題して、

この地の歴史と未来へ向けた取り組みをご紹介していきます。

 展示内容は、私たちが協力して取り組んできた、アイヌの文化環境についての

調査と、それを保全・再活用するための事業成果を生かしたものです。

と序文にある。

 

入口。

さてさて、外は暑いので早いところ中に入れてもらうか。

 

受け付け。

お声がけして見学させていただく。

入館料は無料だったよ。

 

中はやはり新しいだけあってすごくきれい。

涼しい風でやっと息を吹き返す。

 

見ていく順番を右上の番号で示しているんだね。

 

ちょっとここでおトイレタイムを・・・。

男性の絵、女性の絵がある。

 

多目的トイレはどんな絵になっているんだろうと

興味津々でいたが、

う~ん、いやそうだよね。

何を期待してたのか・・・。

 

食べ物とかの説明。

ちなみにこの近所ではアイヌ料理どころか、

普通にご飯を食べられそうな所はないからね。

 

ここ平取はアイヌ文化の中心的な場所なせいか、

他の地域に比べてもアイヌ語由来の地名がたくさん残っているんだろうね。

 

この景色の中で今でもアイヌの儀式が行われているのかな?

このダムの辺りから下流にかけては

ものすごくたくさんの遺跡があったみたい。

 

AIによると

北海道における縄文文化は、

およそ1万数千年前(紀元前13,000年頃)に始まり、

約1万年以上続きました。

とあることから、

縄文文化、続縄文文化、擦文文化、アイヌ文化と

きっと気が遠くなるほどの長い時間を

何世代もの人たちが過ごしてきたんだろう。

 

この辺りで「平取ダム」って言葉が出てきた。

こういう資料館みたいなのは大好きだけど、

ダムができると・・・。

 

あと1万年も経つとその頃の人達が

ここにダムの遺跡を見つけるのだろうか?

どうなっているんだろうなぁ?

その時にはこのブログを誰かが見てくれるのだろうか?

まぁ、そんなわけがないけどな。

 

パソコンスペース。

ちょっと怖くて触れなかったけど、

タッチパネルで操作するのね。

 

図書ゾーン。

まだそれほど充実はしていない。

画像の中央辺りに並んでいるのはゴールデンカムイ

いつか読んでみたいな。

 

自分的に興味をそそられたのはこれ。

原色日本植物図鑑。

本棚に並んでいるだけでもカッコいい。

 

あと、絵本もあった。

 

最後にアイヌの住宅をイメージしたホール?

今っぽいね。

 

建物を出て少しだけ周囲を散策してみた。

 

立派なイヨマンテイオマンテ)の祭壇。

 

 

ダムの銘板。

令和4年6月竣功ってホントここ数年でできたんだ。

まだ出来立てほやほやだ。

 

ダムの天端。

何か向こうの大きな岩が見えているのが印象的。

 

この低くなっているところに水がたまるのかな?

水がたまるとまた違った風景に見えるんだろうな。

 

 

さて、探索再開するか。