室蘭市にある崎守神社に参拝してきた。
参道。
どっちかというと山道か。
苔むした石灯篭。
右の狛犬。
見た目は猿に近いかも。
左の狛犬。
後ろ足が特徴的だね。
狛犬のすぐ上にいたお稲荷さん。
こちらもしっぽが特徴的な感じ。
左のお稲荷さん。
山神。
随分古そうだね。
手水石。
社殿前の石灯籠。
下の段に陸艀沖輪西組、上の段に佐々木室蘭支店とある。
艀とは「はしけ」のことだから
海運関係の会社なのかな~。
室蘭港を望む場所に神社があるので、
遠からずじゃないのかなと思うんだけど。
社殿。
アルミサッシが独特のデザイン。
簡素(失礼)な扁額。
ガラガラの大きな鈴が潮風に当たっているせいか
青く錆びている。
神社の裏手には大小の松の木がある。
これは自生しているものではないので
昔植えられたものだね。
何やら看板がある。
看板を見てみるとこの神社一帯が
東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡 台場・勤番所跡という史跡なんだね。
先ほどの奥に見えていたところまで歩いてみると
土塁が築かれていた。
看板によるとここが勤番所跡と言うことになる。
勤番所とは何人かが交代で政務にあたる
役所的なところなんだろう。
土塁に登ってみた。
作った時に木は生えていなかっただろうから
随分時間が経っていることが分かる。
土塁の頂上には道ができているが
これはお散歩をしている人がいるのかな。
史跡境界という石柱があった。
右奥に見えているのは先ほど訪れた社殿。
参道を戻ったところにあった砲台跡と看板がかかっている土塁。
先ほどの看板では台場となっていたところだ。
ちょっと戻って全景を撮ってみるとこんな感じ。
ここに砲台があって港を守っていたんだろうね。
いつもの神社めぐりよりも歴史を感じられる場所だった。