望郷の岬公園から市内方面に進んでいると
ヲンネモトチャシ跡を見つける。
こんな野原の道を進んでいく。
もう少し先に進めそうなので行ってみるか。
海のそばの見渡しのいい場所に出た。
遠く向こうにはさっき見たオーロラタワーとうっすら灯台が見える。
この野原の中に人が住んでいたみたいだけど
自分にはどこなのかはさっぱりわからなかった。
もうちょっと市内方面に戻ると
北方原生花園についた。
今まで何度か通りかかっているが足を停めたのは初めてだ。
入口の柵を超えると木道が続いている。
ヤチ坊主の大群?
いまいち原生花園の楽しみ方が分からないけど
それなりに満喫する。
水槽の底を這うオトシンクルスのような森。
冬の厳しい気候が作った森の形。
一通り満喫したところで次の場所へ。
根室市歴史と自然の資料館。
来るたびにタイミングが合わず
開館日にあたったのは今回が初めて。
声掛けをして入館すると
古い蔵書がたくさん並んでいる。
大変好きな雰囲気だ。
遺跡や貝塚などの資料がホントにたくさん並んでいる。
が、残念なことにみっちみちに本棚に入っているので
ちょっと取り出して見るなんてことはできなかった。
唐突に根室銀行の看板?
でもなんで小樽支店なんだろう??
ここからがメイン展示。
ここまでの空間とはずいぶん違っている。
入っていすぐにさっき言ったヲンネモトチャシ跡のジオラマがあった。
なるほど、こうなっていたのか。
発掘されたものも展示されていた。
今でもまだ埋まっているものがあるのかな?
なんて考えると無駄にワクワクする。
ポストと立派な金庫。
こんな金庫を開けている番組あったなぁ。
旧根室牧場とある。
もしかして明治公園のサイロにうっすらと残っていた文字は
根室牧場だったのか?
あ、これもさっき見かけた。
こっちはレプリカみたい。
ここのメイン展示の中のメイン展示。
日本で唯一残っている国境標石。
正確には樺太日露国境第2天測境界標といって
4つのうちの現存するたった1つのもの。
現在、陸地の中で国境が分かれているところのない日本では
存在することのないとても貴重なもの。
めっちゃテンションがあがる。
裏側はロシア語。
こっちが北側を向いてたんだね。
最後にはく製の並んでいるお部屋に入る。
キツネとタヌキがおしゃべりをしているみたく並んでいる。
鶴のはく製と骨格標本。
結構思っていたよりでかいなぁ。
ヒグマのはく製。
あれ、こんなに可愛い感じだったっけ?
小さな資料室だけど手が掛けられているなぁって印象を受けた。
説明書きもいちいち可愛い。
たっぷり堪能させてもらいました。
また今度来ようかな。