雄武町立幌内小学校跡を訪ねてみた 2022.10.22

雄武町立幌内小学校跡を訪ねてみた。

 

 

 

 

 

校門。

まだしっかり雄武町立幌内小学校のもじが残っている。

 

 

道路沿いにあったのは

118年の歴史をありがとう!雄武町立幌内小学校

と書かれた看板。

文字のバランスから下から2/3のスペースには

何か書いてあったのかもしれない。

 

 

もう一つあったのは交通標語。

飛び出せば 車とけんかで 君のまけ

とある。

五七調でリズムがいいね。

 

 

敷地に入っていくと大きな校舎が残っていた。

採光の方角の関係なのか、

それとも体育館のデザイン的なものなのか。

正面右側には窓のないデザイン。

下の方にはあるけどね。

 

 

正面玄関。

階段の段差の隙間から背の丈ほどの木が生えている。

過ぎた時間を感じる。

 

 

校章。

刈払い機の刃のようなデザイン。

 

 

サイクルポートには

山村留学生募集の看板があった。

山村留学とは都市部の小中学校の児童生徒が1年以上親元を離れて、

あるいは親とともに農山漁村地域に転居し、

年間を通じて自然体験や人間関係のふれあい等による

体験教育を目的として、現地の学校に通学することとある。

【北海道教育委員会WEBサイトより】

 

なるほどなと思い現在でもやっているのかな?と思ったら

雄武町の共栄小学校でやっているみたいなので、

共栄小学校のWEBサイトを開いてみると、

令和6年3月31日で閉校のお知らせが出ていた・・・。

 

 

開校百周年記念之碑。

文字色が金色でちょっと豪華な感じ。

 

 

校舎の陰が伸びてきたグラウンド。

植樹された木々はまだ小さい。

 

 

色あせてはいるけど

割と新しめに見える遊具。

黄色いテープが事故現場のようになっている。

地域開放とかはしていないのかな。

 

 

看板と何かの碑?

卒業制作とかなのかなぁ?

 

 

校舎の裏手にまわってみた。

ジムニーの廃車が残っている。

 

 

車検のシールには17年9月とあった。

2017年ってことかな。

まだまだ現役で走っていてもおかしくなさそう。

 

 

校舎裏にあったバラック小屋のような場所。

先生たちの憩いの場だった様子。

昔は職員室の机の上にもペコペコの金属の灰皿置いてあったよね。

 

 

錆がかなりまわった受電設備。

 

 

校舎の裏手にあったプールの跡。

茂みが深いのでこれ以上は近づかないでおく。

 

 

最後に一番気になった校舎についてた古い建物。

中は物置的な使われ方をしていたが、

もしかしたら建物の感じが昔の校舎っぽい気がするんだけど

実際にはどうなんだろ?

 

 

最後に石碑の台座にあった閉校の碑。

 

 

雄武町立幌内小学校は2016(平成28)年に閉校している。