中頓別町立小頓別小中学校跡を訪ねてみた。
右の校門には中頓別町立小頓別小学校のプレート。
左側には中頓別町立小頓別中学校のプレート。
併置校だったんだね。
開校七十周年記念碑。
奥にある古木はにれの木なんだろうか。
石碑の裏側には
開墾の鍬この地に入ってより旬月 子弟
教育の重要さを深く思い
柿崎磯治氏私費をもって教育所を開く
時に大正三年一月十五日
特別教授場として認可
昭和四十一年十二月十日 開校五十周年 新校舎落成記念式
挙行
協賛会長 谷口雅二氏
昭和六十年十二月一日 開校七十周年 新体育館落成記念
式典挙行
協賛会長 菅原 武氏
平成二十一年三月三十一日閉校 中頓別小学校 中頓別中学校に統合
とある。
台座には校訓があるんだけど
その下に小頓別小中学校閉校の碑
とあった。
校舎。
二階建ての長い建物。
傾斜地にそのまま建てられている。
もちろん土盛りはしているんだけど。
石碑裏側の碑文にもあった体育館。
昭和60年ということなので西暦だと1985年。
今現在で築38年というところか。
校舎に比べるとずいぶん新しい。
体育館の入口部分には板が貼られている。
学校看板には山村留学校の文字が見える。
グラウンド跡。
あまり人の手は入っていなさそうな雰囲気。
3つある玄関の一つ。
しっかり板張りがされている。
屋根の軒が随分波打っているので
雪庇にかなり引っ張られているのかな。
屋根がダメになると建物の寿命がかなり短くなるので
ちょっと心配になる。
校舎の裏側にあったお庭。
えるむの里とある。
近隣に住まわれている方の憩いの場になっているのだろうか。
校舎の裏側。
こうしてみるとかなり教室があるように感じるが、
この小さな集落に昔はたくさんの人が住んでいたということなのだろうか?
石碑にもあったとおり、
中頓別町立小頓別小中学校は2009(平成21)年に
中頓別町立中頓別小学校と中頓別中学校にそれぞれ統合となり閉校している。