伊達市立黄金小学校跡を訪ねてみた。
現在、跡地には株式会社丸順という会社が建っている。
見たところ工場って感じ。
工場の門のところから少し北側(伊達市側)に歩くと、
はまなす館というコミュニティセンターがあった。
コミュニティセンター。
車が何台かとまっていたので
中には人がいる様子。
敷地には開校百年と書かれた石碑があった。
下の方には伊達市立黄金小学校の文字がある。
閉校記念碑ではないので当時の在校生は目にしていたのだろう。
もう一つ石碑が並んでいて
こちらは黄金蘂小学校前身の寺子屋跡とある。
小学校は「こがね」小学校なんだけど、
黄金蘂は「おこんしべ」と読む。
これは元々このあたりは黄金蘂村という地名で
いくつかの村(「黄金蘂(おこんしべ)村」「稀府(まれふ)村」
「東紋鼈(ひがしもんべつ)村」「西紋鼈(にしもんべつ)村」
「長流(おさる)村」「有珠(うす)村」)が合併して、
伊達町になったという歴史がある。
コミュニティセンターの駐車場にあった案内板。
遠く桜の木の向こう側に風車が見える。
2009年の航空写真。
上の方のコミュニティセンターはすでにあって
敷地入口にあった石碑は見えない。
グラウンドの辺りが現在工場の建っている所になる。
禁断のストリートビュー。
2018年6月の様子。
2009年の航空写真でいうと
国道37号線が二股になっている部分の右側。
校舎への道の部分。
これが学校の痕跡になる。
伊達市立黄金小学校は2020(令和2)年に
伊達市立東小学校に統合となり閉校している。