伊達市立黄金小学校跡を訪ねてみた 2023.4.29

伊達市立黄金小学校跡を訪ねてみた。

現在、跡地には株式会社丸順という会社が建っている。

見たところ工場って感じ。

 

 

 

工場の門のところから少し北側(伊達市側)に歩くと、

はまなす館というコミュニティセンターがあった。

 

 

コミュニティセンター。

車が何台かとまっていたので

中には人がいる様子。

 

 

敷地には開校百年と書かれた石碑があった。

下の方には伊達市立黄金小学校の文字がある。

閉校記念碑ではないので当時の在校生は目にしていたのだろう。

 

 

もう一つ石碑が並んでいて

こちらは黄金蘂小学校前身の寺子屋跡とある。

小学校は「こがね」小学校なんだけど、

黄金蘂は「おこんしべ」と読む。

これは元々このあたりは黄金蘂村という地名で

いくつかの村(「黄金蘂(おこんしべ)村」「稀府(まれふ)村」

「東紋鼈(ひがしもんべつ)村」「西紋鼈(にしもんべつ)村」

「長流(おさる)村」「有珠(うす)村」)が合併して、

伊達町になったという歴史がある。

 

 

コミュニティセンターの駐車場にあった案内板。

 

 

遠く桜の木の向こう側に風車が見える。

 

 

2009年の航空写真。

上の方のコミュニティセンターはすでにあって

敷地入口にあった石碑は見えない。

グラウンドの辺りが現在工場の建っている所になる。

 

 

禁断のストリートビュー

2018年6月の様子。

 

 

2009年の航空写真でいうと

国道37号線が二股になっている部分の右側。

校舎への道の部分。

これが学校の痕跡になる。

 

 

伊達市立黄金小学校は2020(令和2)年に

伊達市立東小学校に統合となり閉校している。