岩見沢市立宝水小学校跡を訪ねてみた。
跡地は現在、宝水公園という名称になっている。
校門・・・だと思ったら宝水会館という表札がついていた。
学校跡はコミュニティセンターとして活用されていたのかな。
門の裏側。
同窓会から贈られているので、
やはり元々は校門だったんだと思う。
敷地の奥の方に目をやると
木々に隠されるように建物があった。
建物の前には除草剤が撒かれていて
何かしらの管理はされていそうな感じだ。
サッシの戸を開けてみると学校の雰囲気がしっかり残っていた。
今立っている場所は元々廊下だったんだろうね。
教室にしては随分と天井が高い気がする。
もしかしたら体育館的な建物だったのかもしれない。
窓はこのとおり、
周りの木々が生い茂っていて光があまり入ってきていない。
部屋から廊下側。
結構キレイな状態で残っている部分もあった。
ハイ!せっけんでてをあらおう
と書かれたシール。
ググるとこんな動画が出てきた。
この時期のものなんだろうね。
壁が随分崩落しているが、
閉校からの時間を考えるとよく残っていたと思うべきか。
廊下の壁に残っていた土足厳禁の文字。
これはどのタイミングで書かれたんだろう?
今となっては床がないので土足厳禁ってことではないと思うんだけど。
周囲の感じを見るともしかしたら外壁はオリジナルじゃないのかもしれない。
もう少し劣化していても良さそうなんだけど。
2007年の航空写真。
木々が今よりは茂っていない。
もしかしたらまだ会館として機能していたのかもね。
1974~1978年の航空写真。
今残っている建物の下(南側)に赤い屋根の建物が残っている。
1961~1969年の航空写真。
ちょっと不鮮明だけど
横にずっと建物が続いている様子が分かる。
廃校後に真ん中部分が減築されて、
2つの建物に分かれたんだね。
ということは残っている建物のこの辺りは元々校舎があったんだね。
傍らに積んであった廃材は
校舎のものかもしれない。
グラウンドのところまで降りてきた。
こうしてみるとちょっと傾斜しているよね。
グラウンドに残っていたローラー。
サビサビになったブランコの骨組み。
いつまでもこのままで残っているといいね。
岩見沢市立宝水小学校は1972(昭和47)年に
岩見沢市立日の出小学校に統合となり閉校している。