日高町立三島小学校跡を訪ねてみた 2023.5.27

日高町立三島小学校跡を訪ねてみた。

 

 

 

 

最初の画像にも写っているが、

敷地には自然石にプレートが付いている石碑があった。

プレートには

 

三島小学校跡

 大正七年、福島県伊達郡下の

北海道移住団十五戸(福島団体)が入植。

 その後の太平洋戦争時、三井鉱業が

この地でクロームの採鉱を行う。

 福島と三井の二文字を取って「三島」

と呼称す。

 これら子弟教育の場として、昭和二十

二年九月、千栄小学校三島分校を設置

したが、翌年七月、この地に移転。

 昭和二十四年四月、三島小学校とし

て独立。(当時の児童数二十七人。)

 児童数の減少により、昭和四十九年

三月をもって千栄小学校に統合、二十六

年余の歴史を閉ず。

平成六年九月建立 日高町

 

とある。

 

 

石碑の向こう側は確かに元々は開けていたんだろうなという感じを受ける。

 

 

道路際に並んでいるような木々も

敷地周囲に植えられていた防風林なのかもしれない。

 

 

2017年の航空写真。

今とほとんど変わらずほぼ林か森。

 

 

1974~1978年の航空写真。

確かに開けた土地と道路沿いの防風林が見える。

北側にあるのは校舎だったのかな?

それとも単にお隣にあった家屋なのかも。

 

日高町立三島小学校は1949(昭和24)年に千栄小学校三島分校から独立し、

1974(昭和49)年に閉校している。