美唄市郷土資料館を見学してきたよ その2 2024.1.21

前回からの続き。

炭鉱関連のブースを過ぎると昭和の風景のブースに移る。

 

 

雑貨屋さんの中には懐かしの駄菓子が並んでいた。

いや、ちょっと盛って話しちゃった。

さすがに自分がおっさんでもこの時代じゃないや。

これは昭和初期の頃だよな。

 

 

雑貨屋さんの中に並んでいるのは収蔵品な様子で

当時の生活雑貨を見ることができる。

 

 

レジカウンター的な場所。

ここにずっと座っているってもの大変だよね。

 

 

若美山の展示。

お相撲は全然詳しくないんだけど、

美唄市とどういう繋がりだったんだろう?

今さらの疑問だ。

 

 

この辺りから今回のお目当ての学校関係の資料のブース。

ガラスケースに入っているのは卒業アルバム。

 

 

ガラスケースの中に入っている貴重な資料なんだけど、

中身を見たいなぁ。

 

 

さてさてここからが本番だ。

 

 

美唄の学校の統廃合の変遷。

残念ながら現在は一番右側に行きついた学校さえも統廃合となっている。

右側には中央小学校、東小学校、東栄小学校、光珠内中央小学校、

茶志内小学校、峰延小学校、南美唄小学校、西美唄小学校の8校に行きついているが、

今(令和6年)現在残ってるのは、

中央小学校、東小学校、南美唄小学校の3校のみ。

 

 

こちらは中学校、高校、大学。

中学校は特別支援学校を除き6校が記載されているが、

美唄中学校、東中学校、南美唄中学校の3校のみが残っている。

小学校がそのまま持ち上がったところが残っている感じだね。

 

 

沼貝小学校。

美唄市立中央小学校の前身になるのかな。

 

 

沼東小学校。

よく知られているのは円形校舎なんだけど、

これは円形校舎よりも前の時代だね。

 

 

中村小学校。

 

 

開発小学校。

 

 

三井小学校。

三井とつく小学校は三井美唄小学校と三井南小学校があるんだけど、

これはどっちになるんだろう?

 

 

我路小学校。

すごく昔(20年ほど前)に我路小学校跡を訪ねたことだあるんだけど、

ブロックづくりだった気がするので、

それよりも前の時代のものなのかも。

 

 

沼東小学校。

先にも画像をあげていたけど、

ぱっと思いつくのはこっちだよね。

現在は残念ながら円形校舎は1棟しか残っていないんだけど。

 

 

沼東中学校。

こちらは現在の美唄国設スキー場に体育館が残っている。

 

 

富樫小学校。

 

 

旭小学校。

 

 

常盤中学校。

 

 

美唄小学校。

 

 

元村小学校。

 

このうち何校かは去年跡地をめぐっているので、

そのうちブログにアップする予定。

 

 

貴重な学校の表札。

学校跡をめぐってて、校門が残っていることがあるんだけど、

学校が同じ名前で新しい場所に移ったり、

学校跡がコミュニティセンターなどに転用されたりすると、

表札が外されてしまいことも多いんだよね。

こうして残っているのはありがたい。

 

 

最後に美唄の現在と未来とあるゾーン。

 

 

その中で(自分的に)目を引いたのはこちら。

美唄市出身の彫刻家 阿部紀男氏の作品。

 

 

何の鳥だろう?

唄っているのかな?

もしかして美唄にかけているとか?

 

 

カレイかヒラメだよね。

モチーフもそうだけど

こも緑の顔料の感じが砂澤ビッキさんの彫刻に似ているね。

この緑の顔料を入れると木が金属みたいになるんだよね。

 

 

常設展示の後はホールでやっていたこども絵画展を見学。

 

 

ひときわ目を引きこのポスター。

ちなみに2024(令和6)年1月末現在、18,930人ってのが美唄市の人口になる。

市制施行の1950(昭和25)年が約87,100人。

ピークが1954(昭和29)年で約91,400人。

1970(昭和45)年から1975(昭和50)年頃にかけて

三菱美唄炭鉱、三美炭鉱、北菱我路炭鉱が閉山した頃に人口は半減し

そこからは徐々に人口が減っていっている。

何かいいアイデアがあるといいね。

 

最後に時々図書館等で見かけていた

『写真で見る 美唄の20世紀』という美唄施設施行50周年記念誌を購入。

発行日が2001年とすでに20年前のものだが

手に入れれてとっても満足だ。

 

そんなところで美唄市郷土資料館の見学は終了。