岩見沢市北村郷土資料コーナー「北村の記憶」を見学してきたよ 2024.1.21

岩見沢市北村郷土資料コーナー「北村の記憶」を見学してきたよ。

 

 

 

 

北村の資料館は以前は独立して存在していたんだけど、

現在は北村環境改善センターの一部に展示がされている。

 

 

実はこれまでも何度か来たことがあるんだけど、

資料室を見に来たのは今回が初めて。

 

 

この日は特にイベント等は行われていなくて

一瞬やっているのかやっていないのか自信はなかったんだけど、

受け付けにお声がけすると案内をしてくれた。

 

 

なるほど。

閉館してしまった北村農業資料館で収蔵されていたものが、

現在はこちらで展示されているということね。

 

 

ホルスタインのはく製。

いわゆる乳牛だよね。

前に書いたことがあるかもしれないけど、

ちょっと前までずっとこの柄(というかホルスタイン種)の牛は、

全部、乳牛って思ってた。

なので、オスの乳牛ってさ~って普通に話しをしていた自分が恥ずかしい。

 

 

入ってすぐにあったのは松浦武四郎のブース。

 

 

蝦夷漫画という松浦武四郎が記した書物。

ざっくり自分の中では松浦武四郎さんは

あちこち旅してエッセイを残している人って思ってたけど、

漫画も描けたんだね。

すごく多彩な人だよね。

 

 

1858(安政5)年の松浦武四郎6回目になる蝦夷地調査が

結構大変だったぞ(意訳)ってことが書かれてる。

これまで訪れた場所にも何度か宿営地跡などの石碑を見かけたことがある。

 

 

石川啄木小林多喜二のブース。

 

 

石川啄木が橘智恵のことを詠んだ歌

として一握の砂の一部が紹介されている。

 

ちなみに石川啄木と北村の関係性は

この街(ってか村)に滞在してたとかそういうのではなく、

北村の開拓、発展に大きく寄与された北村謹さんの奥さんであった

智恵さんに憧れていて詩集を送ったところ、

病気で体を壊して貧乏だった啄木にバターを送った(意訳)

という関係。

なんだろ。

ちょっとヤバいやつって思っちゃったんだけど。

 

 

北村の思い出という本がディスプレイされている。

北村の発展に大きく寄与された(大事なことなので2回言いました)

北村牧場の歴史が記された冊子の様子。

 

 

北村牧場の牛舎とサイロの模型。

床にあるのはそのサイロに使われていた石。

 

 

羊肉料理についてのブース。

 

 

まぁ、やっぱりメジャーなのはジンギスカンだよね。

今は鬼籍に入られたが地域のご重鎮だった方々によると、

昔は何でも煮てたから羊肉なんて食べられたもんじゃなかったって

そんな話を思い出した。

 

 

この辺は羊毛について説明されていたところかな。

 

 

羊はお肉もとれるし毛もとれるので、

酪農を営農するにあたってはリスクも分担できる大切な役割を担ってたんだね。

 

 

最後ってかもしかしたらここからスタートだったのかな。

北村の開拓の歴史が綴られている。

 

今さらなんだけど、北村って地名は北の村で北村じゃなくて、

北村さんの村で北村って地名なんだね。

北村村って訳いかないもんね。

 

 

帰り際、パンフレットを見返すと

あれ?こんなところ見てないぞ。

 

 

資料室を出たところにあった。

小学校の子どもたちの手作りブースで

北村の歴史が学べるようになっているんだね。

 

さて、今日のところはこの辺でお家に帰るかな。