岩見沢郷土資料館に行ってきたよ 2023.9.17

岩見沢郷土資料館に行ってきたよ。

 

 

 

 

子どもたちが小さな頃は時々来ていたけど、

ここしばらくは随分ご無沙汰していた。

 

 

郷土資料館入口。

大人310円、高校生210円、小中学生100円の入館料。

係りのおじさんに微妙に入館料の計算を間違われながら

ちょっと手間取って入館する。

 

入ってすぐにあった輪投げ。

手作り感が半端ない。

 

 

1階ホール中央部にあった昔遊びコーナー。

長男さんが小さかった時はここでかなりの時間を過ごしていた。

今日一緒の次男さんはさらっと手に取って遊ぶ程度。

そりゃもう高校生だしね。

 

2階から見るとこんな感じ。

 

この資料館の密かな目玉展示である雷管石。

 

 

実物はこれ。

土の塊というか木の根というかそんな見た目。

 

 

断面部分を見るとガラス化していることが分かる。

カミナリが落ちる(って表現が適切かどうかは別にして)のと

地質的にガラスの成分が濃いめという土壌が必要条件になるのかな。

案外見つかっていないものがありそうな気がするよね。

 

 

2階は郷土資料館の展示。

基本的には昔から大きく変わっていないけど

2006(平成18)年に岩見沢市と栗沢町、北村が市町村合併したこともあり

そのあたりも配慮された内容になっている。

 

 

展示はキレイにされていて保管状態がとてもいい。

 

 

本当にたくさんの民具が展示されている。

よその資料館では時々日焼けして色あせていたりしている

展示をしてるところもあったりするけど、

ここは全然そんなことがないってのがすごく良いよね。

 

 

この周辺は農業が盛んということもあり

農機具はすごく充実している。

今でも農家さんの古い納屋とか解体したら出てきそうな雰囲気もある。

 

 

かわいい火鉢があった。

一番右の取っ手付きのやつは持って歩ける大きさ。

こんなのもあるんだね。

 

 

何か木製だけどメカメカしい器具。

農機具メーカーのイセキさん製。

RICE HULLERの文字が見える。

籾摺機(もみすりき)だね。

さすが米どころだ。

 

 

この周辺は昔は石炭も掘られていた。

ここの展示は朝日炭鉱のもの。

今でも残っている駅や先日訪れた学校(跡)などがある

ジオラマがあって想像を掻き立てる。

 

 

あとは鉄道。

岩見沢は鉄道の街でもある。

今はやりの炭鉄港の石炭と鉄道があった街ってことだよね。

ちょっと小さく写っているが

中央上部の3枚の写真パネルの真ん中のパネル。

岩見沢の街中を陸送でSLを運んでいる貴重な写真だ。

 

 

今日の目的は教育ゾーン。

関係ないけどここのニノキンさんはえらい二枚目だんだけど。

 

 

学校の統廃合の変遷と校舎の写真の展示がある。

廃校をめぐっている身としてはチェックが必要なところ。

 

 

まず岩見沢の小学校の変遷。

 

 

岩見沢の小学校と中学校。

 

 

市町村合併した栗沢と北村の小学校。

 

 

小学校の続きと中学校。

 

 

最後に高校と大学。

 

まだアップしていないが訪れた学校跡を確認しながらゆっくり見ていた。

 

 

科学館的な展示もみる。

中に写り込んでいるのは次男さん。

 

 

一応、やって見せてよ~ってリクエストには答えてくれる。

 

 

展示の一つに昔の人形がたくさん並んでいるところがあった。

 

 

その中にあったお人形さん。

黒目がちでなんか怖いんだけど・・・。

昔からある展示なんだけど

なんかここは苦手なんだよねぇ。

 

 

最後に街の昔の写真とジオラマ

どちらも自分の大好物。

昔は窓際にあったんだけど場所が移されていた。

日焼け防止かな?

 

 

ちょっと反射でに見にくいけど交差点のジオラマ

 

 

場所的にはここ。

北海道銀行岩見沢支店はビルが建て直され、

拓銀北洋銀行に。

バスターミナルは公園になっており

おやきの菊水堂は建物自体がなくなって道路が拡幅されている。

ほんの20~30年前くらい前とはずいぶん景色が変わってしまった。

 

 

最後に「炭鉄港」のDVDが見られるゾーン。

ちょっとこれを見ることはできなかったんだけど、

また来るときの楽しみに取っておこう。

 

岩見沢郷土資料館は郷土資料館と科学館がくっついたような施設だった。

もう少し中の展示や企画展などの動きがあるといいなぁ。

その辺が改善されると年パス買ってもいいなと思うんだけど。

あと、この辺ではあまりないプラネタリウムも見られるよ。

 

さて、お家に帰るかな。