加賀家文書館に来てみた。
ちなみに読み方は「かがけもんじょかん」。
ってもさっき来た別海町郷土資料館の隣なんだけどね。
さっき資料館で入館料を払っているのでこちらはお金がかからない。
この施設は、江戸時代末期に野付半島などで、
その地に住むアイヌと交易の際の通訳などをしていた
加賀さんという一族が残していた
古文書などの資料が別海町に寄贈されてできた施設。
建物の中はかなりキレイ。
入口付近でまずは映像を見ながら学習。
映像は職員さんに声掛けするとスイッチを押してくれる。
7~8分くらいだからしっかり見よう。
文字情報がかなり多いので
ゆっくり時間があるときがいいね。
隣の資料館に比べると嘘だろってくらい立派でびっくりする。
遠近感がしっかりでたジオラマ。
これは野付半島の先っぽの方。
今は漁師さんとか以外は基本的に入れない。
達筆で読めないけど
加賀伝蔵さんという方が北海道を離れ
故郷に帰る際に贈られた詩らしい。
今の地形と変わっていると思うけど、
トドワラって書いている右上辺りが今のネイチャーセンター。
レウンキって書いてある辺りが車で行ける一番端っこの辺り。
8 通行屋遺跡って書いてある辺りは
入っていけない場所。
行ってみたいけどね。
カッコいい十二支の羅針盤。
気分が盛り上がるなぁ。
こんなのもって冒険にでるとか。
最後に加賀伝蔵さんの言葉で展示が終わる。
「我蝦夷全州墾闢の祖とならん」
(私は、蝦夷地全部の開拓の先人になりたい)
伝蔵氏が亡くなってちょうど百年後
自分が生まれたってのも
また何かの縁か?
今度は隣の図書館でも勉強してみないとな。