奥行臼駅跡。
さっき行った奥行臼駅逓所からすぐ近く。
昭和8年(1933年)、厚床から西別(今の別海)が標津線として開業した際に、
奥行臼駅として新設されている。
中に入ると古そうな切符売り場と駅看板。
JRのシールが貼ってあるが
この駅は標津線が廃止された平成元年まで使われていた。
貼ってある(展示している)ものがいちいち古くて
鉄道好きな人にはお宝なんだろうなぁ。
駅員室の中には立派な金庫があった。
テレ東のテレビ番組で職人が開けそうなやつ。
もともとは外にあったと思われるベンチ。
黄色い文字で別海村農業協同組合とある。
別海町は昭和46年に町となっているので
50年以上は前の物だと思われる。
入口の反対側は駅のホーム。
ドローンを飛ばしている人がいた。
撮影しているのかなぁ?
ちょっと裏の方に回ってみる。
これは何の機械なんだろう?
駅の看板。
厚床と別海となっている。
ちなみに別海の読みは「べつかい」と「べっかい」があるけど、
町になった時に「べつかい」で統一されている。
ただ、駅や地名などでは「べっかい」の読みが残った様子。
厚床側の線路。
別海側。
先に見えているのレンガ色の建物は
道路沿いにあるバス停(現役)。
駅のホーム側。
雨の日とかいい雰囲気なんだろうなぁ。
奥行駅跡からすぐ近くの奥行臼停留所にも来てみた。
さっき、奥行臼駅逓所を出るときに
受付のおじさんに勧められたのはこっち。
外の展示はおれで全部。
丸い部分はたぶん転車台の跡。
横にあるブロックづくりの建物がある。
建物の中にはわかりやすいジオラマがあった。
今いるのが赤い屋根の建物。
さっき行った奥行臼駅が左の緑の建物。
なるほど、こういう風になってたのか。
さて、もう少しだけ移動するかな。